牛肉と小松菜の焼肉のたれを使ったごはんに合う炒めものレシピ

牛肉と小松菜を使った焼肉のたれを使った卵炒めのおかずをご紹介します。
今回使う牛肉は牛カルビ焼肉用のものですが、薄切り肉でも代用できます。

小松菜は茹でずに電子レンジ加熱して火を通します。
電子レンジで加熱することで手間がかからないのはもちろん、栄養分も多く残したままにできるので助かりますよ。

他の野菜でも場合によっては茹でないで電子レンジ加熱したほうが手間がかからないこともあるのでおすすめです。（例えばほうれん草、ニンジン、ジャガイモ等）


そして、味付けの「焼肉のたれ」ですが、手作りします。
焼肉のたれって手作りできるの？っと、一瞬思ったでしょうか？（笑）

実は、とても簡単に本格的なにんにく風味の焼肉のたれができます。一度覚えておけば便利ですので、是非この機会に覚えておくことをおすすめします。

仕上げには半熟状態の炒り卵を加えるので彩りも素敵に仕上がります。


では、今回のレシピで覚えておきたいポイントは3つ！

1. 牛肉は下味を2時間以上漬け込む
2. 小松菜は電子レンジ加熱で手間と時間をかけずにやわらかく！
3. 焼肉のたれは断然手作りが便利！
4. 最後に卵を加えたら長く火を通さない！

このポイントを頭の隅においてレシピをご覧くださいね。記事後半ではそれぞれを詳しく解説しています。

下準備さえしてしまえばあとは一気に炒め合わせていくので意外に調理時間が短い料理です。

簡単！牛肉と小松菜の焼肉のたれ炒め

準備時間：10分
調理時間：15分
※牛肉の浸けこみ時間は含みません

材料：2人分

牛カルビ焼肉用 / 250g
小松菜 / 1把
卵 / 2個
砂糖 / 大さじ2
しょうゆ / 大さじ2
酒 / 大さじ1
みりん / 大さじ1
ニンニク（すりおろし） / 1片
ショウガ（すりおろし） / 1片
豆板醤 / 小さじ1/2
コチュジャン / 小さじ1/2
白いりごま / 小さじ1
ごま油 / 小さじ1/2
サラダ油 / 小さじ1
（あれば）細切り唐辛子 / ひとつまみ

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作り方

手順 1

18㎝くらいのボウルにの調味料を混ぜ合わせて作ります。この際、砂糖がしっかり溶けるまで混ぜ合わせます。

砂糖 / 大さじ2
しょうゆ / 大さじ2
酒 / 大さじ1
みりん / 大さじ1
ニンニク（すりおろし） / 1片
ショウガ（すりおろし） / 1片
豆板醤 / 小さじ1/2
コチュジャン / 小さじ1/2
白いりごま / 小さじ1
ごま油 / 小さじ1/2

手順 2

牛肉を3㎝くらいに切り、〈手順1〉で用意しておいたのたれに2時間以上浸けこみます。

手順 3

小松菜は硬い根の部分を切り落とし、5cmくらいの長さに切ります。
耐熱容器に入れ、水（大さじ1・分量外）と塩（ひとつまみ・分量外）を合わせた塩水を上から回しかけたらふたをし、電子レンジで3分加熱します。

加熱後流水でサッと洗い、余分な水気を絞ったら冷ましておきます。

手順 4

卵は小さめのボウルに割り入れて溶き卵にします。

手順 5

フライパンにサラダ油を熱し、〈手順4〉の溶き卵をすべて流し入れ、フチが沸々としてくるまでいじらずにおきます。

沸々してきたら菜箸で全体をグルグル大きくかき混ぜ、大粒の半熟卵を作ります。

半熟の炒り卵ができたら元のボウルに一旦戻し入れておきます。

手順 6

炒り卵を作ったフライパンにたれに漬け込んでおいた牛肉を汁気をきって入れ、中火で菜箸を使いかき混ぜながら表面に軽く焦げめができるまで炒め、火を通します。

手順 7

牛肉に火が通ったら〈手順3〉の小松菜、牛肉の漬けだれを加えて炒め煮にします。

炒め煮時間は約１分程度です。

手順 8

最後に〈手順5〉の半熟炒り卵を加えて木べらでサッと全体を混ぜ合わせたら完成です。
炒り卵を加えてからあまり長く火を通さないで20秒くらいで火を止めます。

「簡単！牛肉と小松菜の焼肉のたれ炒め」を作る3つのポイント

1. 牛肉は下味を2時間以上漬け込む
2. 小松菜は電子レンジ加熱で手間と時間をかけずにやわらかく！
3. 焼肉のたれは断然手作りが便利！
4. 最後に卵を加えたら長く火を通さない！

では、くわしく解説していきます

牛肉は下味を2時間以上漬け込む
今回の料理では味付けはこの牛肉に使う”漬けだれ”のみなので、牛肉にしっかり味を染み込ませておきます。

2時間以上と書きましたが、前の晩から漬け込んでおいても大丈夫です。

小松菜は電子レンジ加熱で手間と時間をかけずにやわらかく！
小松菜を茹でて柔らかくする方法がありますが、電子レンジ加熱することで手間も時間もかけずに茹でた時のようなやわらかさになります。

焼肉のたれは断然手作りが便利！
市販の焼肉のたれも便利ですが、味付けの調整ができるのが手作りのうれしいところですよね。
むずかしいことはなく、レシピに書きました調味料で簡単に焼肉のたれになります。

今回は漬けだれとして使いましたが、普段の焼肉のたれとしても使えます。

最後に卵を加えたら長く火を通さない！
半熟炒り卵を牛肉と小松菜を炒め煮にしたところに加えた後、長く火を通さないでサッと混ぜ合わせるだけで十分です。

同様に小松菜もすでに火が通してあるので、牛肉と炒め煮にする時にはあまり長く火を通さずに加熱します。

銀木のひとりごと！

牛肉は豚肉と違い、煮込んでも焼いてもおいしく、硬くならないのがうれしい食材ですよね。

焼肉やバーベキューで残ってしまったお肉でも、同じ焼肉の味付けとはいえ他の食材を加えて調理することで立派なメイン料理になるボリュームがでるので、普段あまり食べない野菜を組み合わせてみると案外モリモリ食べれたりするから不思議なものです。

特に今回使った小松菜は似たような葉物野菜のほうれん草と比べて食卓に登場する機会は多くはないかと思います。

独特のわずかですが苦みとほうれん草のようなやわらかな食感がないので子供もちょっぴり苦手という場合も。


ただ、味付け次第では以外に食べれるようになるのが子供から大人まで好きな”焼肉味”。
ちょっぴり濃いめでニンニクの風味が効いた焼肉のたれをしっかり下味で染み込ませた牛肉が最後の最後まで飽きさせない役目を果たしてくれています。


今回は小松菜と最後に半熟炒り卵を加えましたが、暑い時期であれば牛肉とナスの組み合合わせもおすすめですよ。