簡単なのに濃厚！チンゲン菜とむきエビのチーズクリーム煮レシピ

味にクセがなく、多くの食材とも相性の良いチンゲン菜をたっぷり使ったチーズクリーム煮の作り方をご紹介します。

今回、チンゲン菜と合わせる食材はむきエビ、しいたけ、玉ねぎです。
特にむきエビは火を加えると魚介ならではの旨味もでるのでおすすめ食材なのです。下処理が楽なのも嬉しいですよね。

チーズクリーム煮にすることで味にコクと深みがでるので、クリーム煮をワンランクアップした美味しさが味わえますよ。

今回のレシピで覚えておきたいポイントは4つ！

1. チーズクリームは室温に戻して使う
2. 牛乳は冷蔵庫から早めに出してから使う
3. チンゲン菜の硬い茎部分は縦割りにすると火の通りが早い！
4. ホワイトソースを失敗なく作るポイントは2つ！

このポイントを頭の隅においてレシピをご覧くださいね。
記事後半ではそれぞれを詳しく解説しています。

チンゲン菜とむきエビのチーズクリーム煮

準備時間：10分
調理時間：20分
カロリー：268.2kcal（1人分）

材料：4人分

（静岡県産）チンゲン菜：2株
しいたけ：2枚
玉ねぎ：1/2個
大粒むきエビ：170g
クリームチーズ：50g
バター：10g
薄力粉：大さじ3
牛乳：600㏄

【調味料】
顆粒コンソメ：小さじ1
塩：ひとつまみ

オリーブオイル：大さじ1

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作り方

【下準備】

• クリームチーズは室温に戻してやわらかくしておきます。
• むきエビはつまようじなどを使い、最初に背ワタを取り除いておきます。
• 牛乳は調理する直前に計量し、冷えすぎた状態から少し室温にしたものを使います。

手順 1

チンゲン菜を水洗いし、茎の根本部分を切り落としたら4㎝幅程度に切り分けます。

茎の部分は4つか6つに縦に切り分け、中心部分に切れ目を入れておきます。

切り分けた茎部分の重なっているところに汚れなどがあるので、ボウルに水をためて茎を入れ、手でやさしく茎を左右に振るいながら汚れなどを取り除きます。

手順 2

しいたけは軸の硬い部分を切り落としたら薄切りに切り、玉ねぎも薄切りに切ります。

手順 3

フライパンにオリーブオイル、チンゲン菜の茎を中火で炒めます。
チンゲン菜の表面が軽くきつね色の焼き色がつくまで焼きます。

しいたけ、玉ねぎを加えて炒め合わせます。

玉ねぎが透き通ったらむきエビ、バターを加え、1分程度炒め合わせてバターを溶かしながら野菜とむきエビに馴染ませます。

大粒むきエビ：170g
バター：10g

手順 4

薄力粉を振るい入れ、木べらで粉っぽさがなくなるまで全体を混ぜ合わせます。

薄力粉：大さじ3

牛乳を5回くらいに分けて注ぎ入れます。その際、牛乳が馴染んでとろみがつくまで木べらで混ぜ、再び牛乳を加えてとろみがつくまで混ぜあわせ・・・を加えます。

牛乳：600㏄

手順 5

チンゲン菜の葉、【調味料】を加え、煮詰めながら火を通します。

顆粒コンソメ：小さじ1
塩：ひとつまみ

仕上げにクリームチーズを加え、木べらで溶かしながら混ぜ、味を均一にします。

クリームチーズ：50g

手順 6

お皿に盛り付け、仕上げにブラックペッパーを振るって完成です。

「チンゲン菜とむきエビのチーズクリーム煮」を作る4つのポイント

1. チーズクリームは室温に戻して使う
2. 牛乳は冷蔵庫から早めに出してから使う
3. チンゲン菜の硬い茎部分は縦割りにすると火の通りが早い！
4. ホワイトソースを失敗なく作るポイントは2つ！

では、くわしく解説していきます

チーズクリームは室温に戻して使う
チーズクリームは冷蔵庫から出してすぐは少し硬く、扱いしにくいのです。そのため、調理する前に冷蔵庫から使う分だけ出して室温に戻しておけば〈手順5〉で溶かしやすくなります。

もし、時間がなくて室温に戻せない場合は、耐熱容器に入れてラップをし、電子レンジで数秒加熱するとやわらかくなります。その際、加熱しすぎないように気を付けてください。


牛乳は冷蔵庫から早めに出してから使う
フライパンで炒めている食材が熱く、そこへ冷えた牛乳を加えると、薄力粉がダマになりやすく、トロミがつきにくくなります。


チンゲン菜の硬い茎部分は縦割りにすると火の通りが早い！
層が何重にもなっているチンゲン菜の茎部分。火の通りを良くするため縦に4等分から6等分くらいに切り分けると加熱する時に中までしっかり火が通りやすくなります。

ひとつ気をつけることは、あまり細かく切り分けると層がバラけてきてしまうので、最大6等分くらいがベストです！


ホワイトソースを失敗なく作るポイントは2つ！

• 薄力粉を加えたら、粉っぽさがなくなるまで木べらで混ぜ、食材に馴染ませる。
• 室温に戻した牛乳を一気に加えず、数回に分けて注ぎ、その都度木べらなどでよく混ぜ合わせます。

ほんのちょっとしたことですが、この2点を気をつけることでホワイトソースが上手に失敗なく作ることができますよ。

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静岡クッキングアンバサダー

銀木のひとりごと！

チンゲン菜は中華料理のイメージが強かった私。
八宝菜や炒め物ばかりに使うことが多かったのです。

ただ、実際のチンゲン菜は味にクセがないためどんな食材とも相性がよく、彩りとしても緑が美しく映える優秀食材だったりするのです


そんなチンゲン菜を今回はクリームにしてご紹介しました。

ホワイトソースを作って煮込むより、クリームチーズを加えたチーズクリーム煮にすることで普段はあまり積極的にチンゲン菜を食べる機会が少ない子供もクリームチーズの濃厚な味わいのおかげで喜んで食べてくれるメニューに変身！

これもひとえにチンゲン菜にクセがないおかげでできた”裏技”です♪