黄金比の味付けで簡単！切り干し大根の煮物レシピ

和食の定番副菜・「切り干し大根の煮物」レシピをご紹介します。
覚えておくととても便利な黄金比の味付けです。

調味料の比率は、大さじだけ。塩や和風顆粒だしも使いますが、やはり味が決まる調味料の比率は大切ですよね。

そして、忘れてならないのが切り干し大根を戻した時にでた戻し汁も使うことも大切ポイントです。戻し汁にも栄養はもちろん、うま味がしっかり出ているので、ぜひ捨てずに使用してくださいね。

記事後半ではYouTubeで公開してる動画も掲載していますので、是非参考にしてください。

味付け黄金比の切り干し大根の煮物

準備時間：10分
調理時間：20分

材料：2～3人分

切り干し大根：30g
にんじん：1/3本（5cm)
油揚げ：1枚
【調味料】
砂糖：大さじ1
酒：大さじ1
しょうゆ：大さじ2
みりん：大さじ2
塩：ひとつまみ
和風顆粒だし：小さじ1
戻し汁：400ml
白いりごま：大さじ2

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作り方

下準備

切り干し大根はサッと水洗いして汚れを流してから、ボウルに400mlの水に浸して戻しておきます。

やわらかく戻ったら、水けをしっかり絞り、長ければ食べやすい長さに切ります。
戻し汁は捨てずに、そのまま置いておきます。

手順 1

にんじんは繊維に沿うように、縦2mmの薄切りにし、さらにずらしながら重ねて並べ、3mm幅くらいに切ると細切りになります。

手順 2

油揚げはざるにのせ、湯をまわしかけて油抜きしをします。

軽く水分を絞ったら、横長に置き、真ん中を半分に切ってから、さらに2枚を重ね、1cm幅に切り、長さを半分に切り揃えます。

手順 3

鍋に材料すべてを入れ、中火で加熱し、ふたを少しずらして味を染み込ませながら、煮汁が少なくなるまでそのまま10分煮込みます。

鍋のふたをずらすことで、吹きこぼれ防止になります。

手順 4

ふたを外し、菜箸でかき混ぜて底が見えるくらいに煮汁が少なくなったら火を止め、完成です。

煮上がりすぐより、ふたをしてそのまま冷ました方が味が落ち着いてさらにおいしくなります。

冷めたらふた付きの保存容器に入れて、冷蔵庫で3～4日で食べきってください。

• [message]
• ##info-circle##　コツ
• ・切り干し大根を戻した汁は捨てずに、煮汁として使います。戻し汁には、切り干し大根から出てきた栄養分（ビタミンB群やビタミンCなど）がたっぷり含まれているため、捨てずに使います。
  
  ・煮上がったら一旦冷ましてからのほうが味が落ち着いてさらにおいしくなります。

【【永久保存版】黄金比の味付けで簡単！切り干し大根の煮物レシピのyoutube動画】

レシピ動画をyoutubeのぎんもくCooking Channelにアップしています。

食べてみた！

作り置きもできる便利な和食の副菜「切り干し大根の煮物」ですが、やはり一番おいしいのは作りたてより冷めた時の味がしっかり落ち着いて染み込んだ時です。

味つけは濃すぎず、とても食べやすいので、白いごはんのお供はもちろん、脂っこい料理の箸休めにも大活躍します。


フワッと切り干し大根の独特の香りが漂い、乾物ならではの歯応えとしっかり味が染みこんでついついおかずそっちのけで食べてしまいそうなくらいのおいしさです。

にんじんの彩りと油揚げが煮汁を吸い込んだ時のじゅわっとした食感も印象的です。

味付けの黄金比は、砂糖と酒が1、しょうゆ、みりんが2。とても覚えやすいですよね。
戻し汁の分量は、切り干し大根の分量によって変わりますが、乾燥状態の切り干し大根30gに対してしっかり浸る量が400ml程度なので、参考にしてください。
調味料も、それに比例して調整してくださいね。