白柴犬カイ君の幼なじみ「赤柴のマル君」

カイ君には年齢が違い幼なじみの柴犬・マル君がいます。ちょっぴり濃いめの赤毛でしっぽがフワッとした子です。目は少し奥二重でカイ君より体が小さいです。・・・いや、カイ君が大きいというべきですね。何せ彼は体重16㎏。柴犬の平均体重の倍ですから。マル君が平均的な体型というべきでしょうか。


こう書くと「カイ君には仲良しの幼なじみがいたんだ！」って思われるでしょうが、犬がみんな仲良しなんて誰が言いました？
テレビドラマとかで散歩途中で犬仲間が和気あいあいと談笑しながらおやつ交換したり・・・とか楽しそうなシーンがありますが、カイ君とマル君の間には海の深さよりも更に深い何かががあるようです。

いや、そもそもあぁいう和みのシーンってあり得るんでしょうか？私もカイ君が我が家に来るまで犬同士で和んで遊ぶというのも楽しそうでいいな。お友達ができるといいな。って、思っていました。

でも、理想と現実ですよね（苦笑）
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それでも、一応貴重な幼なじみ

どんなにいがみ合っても、周りにすぐ会える犬が少ないので、やはり彼らは貴重な幼なじみだと思います。

子犬の頃に偶然空き地で顔合わせをした時があるんです。お互いにまだコロコロとして耳も垂れていた、まさに「あどけなさ全開の子犬の頃」です。

その初めて会ったにもかかわらず、幼いながらも鼻にシワ寄せてまだ丸っこい歯むきだしでおたがいギャンギャンのご挨拶。
おそらくお互いはじめての”犬”を見た瞬間だと思いますが、とてつもなく
「好かんヤツ！」
全開でした。

とはいえ、まだ子犬の頃なのでもう少し成長すれば吠えることはあっても牙をむいて吠えるほどにはならないかな。って、マル君の飼い主さんとその時に話をした記憶があるのですが。



でもね、

彼らはそんな人間の安易な考えなんてどこ吹く風なんですよ。片方の姿が数十メートル離れたところに見えただけで牙むき出しで吠えるもん！

しかも、5年経った今はお互い体力があるのでリードを引っ張る力も本気モードなのでそれはそれは想像以上の力でこちら（人間）はカイ君とマル君を出来る限り遠くに離すようにします。



なので、マル君の飼い主さんとは子犬の頃に近くで会ったきり会話はしていません。・・・いや、会話できないから！！例えできてもカイ君とマル君の声にかき消されて会話らしい会話は聞こえないだろうし、できないかと想像つきますよ（笑）
近づけない。

たまーーに、散歩中に出会うことがあって、いつも通り吠えあうんですが、100m以上離れて自宅にいた私の家の中にいた母曰く、この二頭の吠えあう声が聞こえたそうな。響くのね（苦笑）