チーズケーキといっても、ケーキ屋さんで見かける中では大きく3種類あります。
「ベイクドチーズケーキ」、「スフレチーズケーキ」、「レアチーズケーキ」。
それぞれ作り方が違うので一見むずかしそうに思われがちですが、お菓子作り初心者さんのあなたも失敗なく簡単にできるのが「レアチーズケーキ」かと思います。
今回のレシピでは少しおしゃれにブルーベリーを混ぜて作る、「ブルーベリーレアチーズケーキ」の作り方をご紹介します。
とはいえ、生のブルーベリーを要するのは季節にも左右されますし、なかなか手に入りにくいので便利な冷凍されたブルーベリーと、ジャムを利用します。
冷凍ブルーベリーはスーパーの冷凍食品売り場に陳列していることが多いので手に入りやすいですよ。
レシピでは、ブルーベリーをトッピング用に並べて使うものと、同じくトッピングでゼリーにして使う2種類を用意します。
そして、ゼラチンもちょっと前まではふやかしてから使うタイプが一般的でしたが、今は湯に溶かしてすぐ使えるものも売られています。
詳しくは記事内でご紹介しますが、どんどん便利なものを取り入れることで調理がスムーズに進められるのでおすすめです。
クリームチーズとプレーンヨーグルトの酸味にブルーベリーがもつ独特のフルーティーな甘さが生地にも、ゼリーにもたっぷり使っているのでシンプルなレアチーズケーキより食べやすい仕上がりです。
今回のレシピで覚えておきたいポイントは4つ!
このポイントを頭の隅においてレシピをご覧くださいね。
記事後半ではそれぞれを詳しく解説しています。特に「生クリームの泡立てのコツ」は必見です!
準備時間:5分
調理時間:80分
※冷やし時間は除く
カロリー:402kcal(1人分)
ブルーベリージャム: 260g
(130g+130g)
クリームチーズ: 200g
プレーンヨーグルト:100g
生クリーム:200cc
グラニュー糖: 50g
(25g+25g)
レモン汁:小さじ1
プレーンビスケット: 125g
バター:50g
【生地用】
粉ゼラチン:5g
熱湯:50㏄
【トッピングゼリー用】
粉ゼラチン:10g
水:50㏄
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もしくは、冷蔵庫から出して耐熱容器に移し、ラップをかぶせて電子レンジで30秒程度加熱すると同じようにやわらかくなります。
今回使う18㎝丸形の型の側面・底面にクッキングシートを敷き、洗濯挟みで4ヶ所くらいを固定しておきます。
この時、一気に刃を回さずに2秒間隔で回すのがポイントです。
今回は2秒回して様子を見て再び2秒回してサラサラの状態に。
※機種によっては刃の回転時間が違うのでお持ちの機器でご確認ください。
加熱後は完全に溶けていなくても、9割程度溶けていれば大丈夫です。
もちろん、完全に溶かしてもOK。
そのまま〈手順1〉で用意しておいた型にビスケット生地を移し、ラップをまぶせた麺棒やコップの裏などで表面を平らにしたら冷蔵庫で冷やしておきます。
続いてグラニュー糖(25g)、レモン汁、プレーンヨーグルトを加えて混ぜ合わせます。
〈手順5〉のクリームチーズのボウルにブルーベリー入り生クリームを加えて混ぜ合わせます。
溶かしたゼラチン液を〈手順6〉のボウルに入れ、ハンドミキサーで全体に馴染むように混ぜます。
この時、どうしても小さな泡が出るので、つまようじで潰してできる限りなくします。
冷蔵庫に入れて表面が固まるまで冷やします。(約3時間程度)
ブルーベリーは冷凍食品・ジャムを使うと便利!
記事冒頭でも触れましたが、ブルーべりって旬の時期があるので、1年中いつでも手に入るというのはむずかしい果物です。
そこで活躍するのが「冷凍食品」と「ジャム」です。
冷凍加工されているのでいつでも使うことができるのでとても便利なのです。
ジャムはこのブルーベリーが動かないように固定させるために使います。
ブルーベリーを生地の上に並べる時、軽く指で押し付けるようにして並べてください。並べただけではゼリー用のブルーベリーを流し入れた時に動いてしまうので、軽く生地に食い込んでいる状態が望ましいです。
もし、冷凍のブルーベリーが手に入らなくても、ジャムを使ったゼリーを代わりに使ってもおいしいですよ。
生クリームは脂肪分35%タイプでOK!
生クリームは脂肪分が高いタイプと低いタイプが売られていますよね。
一体どちらを選んだらいいのだろう?っと悩んでしまいますが、今回ご紹介のブルーベリーレアチーズケーキでは、35%タイプという、ちょっと脂肪分低めのタイプを使用。
脂肪分高めのものに比べたら「濃厚さ」は減りますが、クリームチーズやブルーベリーを生地に使っているので、あえて生クリームの濃厚さを出さなくてもいいのです。
このレシピで生クリームを使う理由は、仕上がりの滑らかさが欲しいからです。
また、脂肪分が低いので固まりにくいという心配があるでしょうが、ゼラチンを使っているので問題ありません。
ゼラチンは顆粒タイプのすぐ使えるタイプがおすすめ!
ゼラチンを使う時”事前に水でふやかしておく”というのがあります。
正直なところ、このひと手間って結構面倒ではありませんか?
そんなひと手間の面倒な作業をなくしてくれたのが今回(っというより、私にとっては定番なのですが)使ったゼラチンです。
個包装されていて1包5gずつになっているので使い切りができる点も便利です。
このゼラチンは熱湯(もしくは温めた液体)に直接加えて混ぜるだけ!とても便利なのでゼリーや羊羹(ようかん)を作る時に助かります。
【番外編】ついでに覚えておこう!生クリームの泡立てのコツ
生クリームを泡立ててもなかなか上手にできないということありませんか?
生クリームを失敗なく泡立てるコツはいくつかありますが、失敗なく角(ツノ)がたつ生クリームの作り方を簡単にご紹介します。
レアチーズケーキの作りやすいポイントというのは、やはりお菓子作りの中でも少ない、ケーキと言いながら火を使わない点だと思います。
どうしても、オーブンでもガスでも火を使うケーキ菓子ではしっかり中まで火が通っているのか心配になります。
その点、レアチーズケーキは材料を順々に混ぜ合わせていけばいいので、冷やす時間を除けば意外に短い時間で完成できるんです。
お菓子作りがはじめてでも失敗しない第一歩にレアチーズケーキはおすすめです!
今回、レアチーズケーキにブルーベリーをたっぷり使っていますが、手軽に手に入りやすい加工品を使うことで思った時にすぐ作れます。
オーソドックなものもおいしいですが、ちょっと手を加えてワンランクアップのレアチーズケーキは贈り物にも喜ばれますよ。
「ベイクドチーズケーキ」、「スフレチーズケーキ」、「レアチーズケーキ」。
それぞれ作り方が違うので一見むずかしそうに思われがちですが、お菓子作り初心者さんのあなたも失敗なく簡単にできるのが「レアチーズケーキ」かと思います。
今回のレシピでは少しおしゃれにブルーベリーを混ぜて作る、「ブルーベリーレアチーズケーキ」の作り方をご紹介します。
とはいえ、生のブルーベリーを要するのは季節にも左右されますし、なかなか手に入りにくいので便利な冷凍されたブルーベリーと、ジャムを利用します。
冷凍ブルーベリーはスーパーの冷凍食品売り場に陳列していることが多いので手に入りやすいですよ。
レシピでは、ブルーベリーをトッピング用に並べて使うものと、同じくトッピングでゼリーにして使う2種類を用意します。
そして、ゼラチンもちょっと前まではふやかしてから使うタイプが一般的でしたが、今は湯に溶かしてすぐ使えるものも売られています。
詳しくは記事内でご紹介しますが、どんどん便利なものを取り入れることで調理がスムーズに進められるのでおすすめです。
クリームチーズとプレーンヨーグルトの酸味にブルーベリーがもつ独特のフルーティーな甘さが生地にも、ゼリーにもたっぷり使っているのでシンプルなレアチーズケーキより食べやすい仕上がりです。
今回のレシピで覚えておきたいポイントは4つ!
- ブルーベリーは冷凍食品・ジャムを使うと便利!
- 生クリームは脂肪分35%タイプでOK!
- ゼラチンは顆粒タイプのすぐ使えるタイプがおすすめ!
- 【番外編】ついでに覚えておこう!生クリームの泡立てのコツ
このポイントを頭の隅においてレシピをご覧くださいね。
記事後半ではそれぞれを詳しく解説しています。特に「生クリームの泡立てのコツ」は必見です!
ひんやりおいしい!ブルーベリーレアチーズケーキのレシピ
準備時間:5分
調理時間:80分
※冷やし時間は除く
カロリー:402kcal(1人分)
材料:8人分(18㎝丸形)
ブルーベリー: 150gブルーベリージャム: 260g
(130g+130g)
クリームチーズ: 200g
プレーンヨーグルト:100g
生クリーム:200cc
グラニュー糖: 50g
(25g+25g)
レモン汁:小さじ1
プレーンビスケット: 125g
バター:50g
【生地用】
粉ゼラチン:5g
熱湯:50㏄
【トッピングゼリー用】
粉ゼラチン:10g
水:50㏄
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作り方
手順
1
クリームチーズを作業する1時間くらい前に冷蔵庫から出し、常温に戻して指で押して跡が残るくらいのやわらかさにしておきます。もしくは、冷蔵庫から出して耐熱容器に移し、ラップをかぶせて電子レンジで30秒程度加熱すると同じようにやわらかくなります。
今回使う18㎝丸形の型の側面・底面にクッキングシートを敷き、洗濯挟みで4ヶ所くらいを固定しておきます。
手順
2
プレーンビスケットを手で適当な大きさに砕いてフードプロセッサーでサラサラな状態になるまで電源を入れて刃を回転させます。この時、一気に刃を回さずに2秒間隔で回すのがポイントです。
今回は2秒回して様子を見て再び2秒回してサラサラの状態に。
※機種によっては刃の回転時間が違うのでお持ちの機器でご確認ください。
手順
3
バターを適当な大きさに小さく切り、耐熱容器に入れてふたをし、電子レンジで50秒加熱して溶かしバターにします。
バター:50g
加熱後は完全に溶けていなくても、9割程度溶けていれば大丈夫です。
もちろん、完全に溶かしてもOK。
手順
4
溶かしバターをフードプロセッサーに入れたままの〈手順2〉で作ったサラサラ状のビスケットに流し入れて刃を数秒回転させ、ビスケットにバターを馴染ませます。そのまま〈手順1〉で用意しておいた型にビスケット生地を移し、ラップをまぶせた麺棒やコップの裏などで表面を平らにしたら冷蔵庫で冷やしておきます。
手順
5
21㎝くらいの大きなボウルにやわらかくしたクリームチーズを入れ、ハンドミキサーでクリーム状になるまで混ぜ合わせます。続いてグラニュー糖(25g)、レモン汁、プレーンヨーグルトを加えて混ぜ合わせます。
クリームチーズ: 200g
グラニュー糖: 25g
レモン汁:小さじ1
プレーンヨーグルト: 100g
グラニュー糖: 25g
レモン汁:小さじ1
プレーンヨーグルト: 100g
手順
6
別のボウルに生クリームを入れ、白っぽくなりはじめたらグラニュー糖(25g)を加え、ハンドミキサーで白くモッタリしてくるまで混ぜ合わせたらブルーベリージャム(130g)を加えて全体が均一に混ざるようにハンドミキサーを円を描くように回しながら混ぜ合わせ、角(ツノ)が立つ程度になるまで混ぜます。
生クリーム:200cc
グラニュー糖:25g
ブルーベリージャム:130g
グラニュー糖:25g
ブルーベリージャム:130g
〈手順5〉のクリームチーズのボウルにブルーベリー入り生クリームを加えて混ぜ合わせます。
手順
7
小さめの耐熱ボウルに熱湯、粉ゼラチンを混ぜ、ゼラチンを完全に溶かします。
【生地用】
粉ゼラチン:5g
熱湯:50㏄
粉ゼラチン:5g
熱湯:50㏄
溶かしたゼラチン液を〈手順6〉のボウルに入れ、ハンドミキサーで全体に馴染むように混ぜます。
手順
8
生地が均一の状態になったら冷蔵庫で冷やしておいた型に流し入れ、最後に表面をヘラで平らにします。
手順
9
表面を平らにしたらブルーベリーを並べ、乾燥防止にラップをふんわりかぶせて冷蔵庫で20分冷やします。
手順
10
小鍋に残りのブルーベリージャム、水、ゼラチンを加え、火にかけて沸々小さな泡が立ってきたら火を止め、冷やしておいたチーズケーキの表面へ静かに全体に行き渡るように流し入れます。この時、どうしても小さな泡が出るので、つまようじで潰してできる限りなくします。
【トッピングゼリー用】
ブルーベリージャム:130g
粉ゼラチン:10g
水:50㏄
ブルーベリージャム:130g
粉ゼラチン:10g
水:50㏄
冷蔵庫に入れて表面が固まるまで冷やします。(約3時間程度)
「ひんやりおいしい!ブルーベリーレアチーズケーキのレシピ」を作る4つのポイント
- ブルーベリーは冷凍食品・ジャムを使うと便利!
- 生クリームは脂肪分35%タイプでOK!
- ゼラチンは顆粒タイプのすぐ使えるタイプがおすすめ!
- 【番外編】ついでに覚えておこう!生クリームの泡立てのコツ
では、くわしく解説していきます
ブルーベリーは冷凍食品・ジャムを使うと便利!
記事冒頭でも触れましたが、ブルーべりって旬の時期があるので、1年中いつでも手に入るというのはむずかしい果物です。
そこで活躍するのが「冷凍食品」と「ジャム」です。
冷凍加工されているのでいつでも使うことができるのでとても便利なのです。
ジャムはこのブルーベリーが動かないように固定させるために使います。
ブルーベリーを生地の上に並べる時、軽く指で押し付けるようにして並べてください。並べただけではゼリー用のブルーベリーを流し入れた時に動いてしまうので、軽く生地に食い込んでいる状態が望ましいです。
もし、冷凍のブルーベリーが手に入らなくても、ジャムを使ったゼリーを代わりに使ってもおいしいですよ。
生クリームは脂肪分35%タイプでOK!
生クリームは脂肪分が高いタイプと低いタイプが売られていますよね。
一体どちらを選んだらいいのだろう?っと悩んでしまいますが、今回ご紹介のブルーベリーレアチーズケーキでは、35%タイプという、ちょっと脂肪分低めのタイプを使用。
脂肪分高めのものに比べたら「濃厚さ」は減りますが、クリームチーズやブルーベリーを生地に使っているので、あえて生クリームの濃厚さを出さなくてもいいのです。
このレシピで生クリームを使う理由は、仕上がりの滑らかさが欲しいからです。
また、脂肪分が低いので固まりにくいという心配があるでしょうが、ゼラチンを使っているので問題ありません。
ゼラチンは顆粒タイプのすぐ使えるタイプがおすすめ!
ゼラチンを使う時”事前に水でふやかしておく”というのがあります。
正直なところ、このひと手間って結構面倒ではありませんか?
そんなひと手間の面倒な作業をなくしてくれたのが今回(っというより、私にとっては定番なのですが)使ったゼラチンです。
このゼラチンは熱湯(もしくは温めた液体)に直接加えて混ぜるだけ!とても便利なのでゼリーや羊羹(ようかん)を作る時に助かります。
【番外編】ついでに覚えておこう!生クリームの泡立てのコツ
生クリームを泡立ててもなかなか上手にできないということありませんか?
生クリームを失敗なく泡立てるコツはいくつかありますが、失敗なく角(ツノ)がたつ生クリームの作り方を簡単にご紹介します。
- 生クリームは使う直前まで冷蔵庫で冷やしておく
- 使うボウルは大きめサイズを選ぶ
- 手動より、ハンドミキサーを使うと早くて便利
- ハンドミキサーを使うならはじめから高速で使わない
- 白っぽくなり始めてから砂糖を数回に分けて加えことで、ホイップが潰れにくい仕上がりになる
- ハンドミキサーは便利ですが、ついつい泡立てすぎてかたい仕上がりになりやすいので、ホイップ状になり始めたら一旦作業を止めて確認することをおすすめします。
- どうしても泡立たたない場合もはじめのうちはあるかと思います。生クリームを冷蔵庫から出して冷えた状態で泡立ててもなかなか泡立たたない時は、氷水を別のボウルに作り、当てながら泡立てると上手に泡立ちますよ。
銀木のひとりごと!
レアチーズケーキの作りやすいポイントというのは、やはりお菓子作りの中でも少ない、ケーキと言いながら火を使わない点だと思います。
どうしても、オーブンでもガスでも火を使うケーキ菓子ではしっかり中まで火が通っているのか心配になります。
その点、レアチーズケーキは材料を順々に混ぜ合わせていけばいいので、冷やす時間を除けば意外に短い時間で完成できるんです。
お菓子作りがはじめてでも失敗しない第一歩にレアチーズケーキはおすすめです!
今回、レアチーズケーキにブルーベリーをたっぷり使っていますが、手軽に手に入りやすい加工品を使うことで思った時にすぐ作れます。
オーソドックなものもおいしいですが、ちょっと手を加えてワンランクアップのレアチーズケーキは贈り物にも喜ばれますよ。
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