フレッシュトマトと香るにんにくのパスタ・ペペロンチーノの作り方

トマト1個だけでもボリュームたっぷりなペペロンチーノの作り方をご紹介します。

一般的なペペロンチーノは"ベーコンとにんにく"だけを使ったものが多いですが、今回ご紹介するレシピでは、角切りにしたトマトを加えることで彩りはもちろん、美味しさを120％増しにした仕上がりにしています。

これは決して大げさな表現ではなく、「トマトとにんにく」って実は相性がとてもよく、組み合わせることで「トマト」の栄養吸収をサポートしてくれる役割を「にんにく」がしてくれると、以前私が食育の勉強をした時に勉強したのです。
なので是非一緒に採りいれたいですよね！

今回のレシピで覚えておきたいポイントは3つ！

1. ベーコンとトマトは同じくらいの大きさに切る！
2. ベーコンを炒めたらスパゲティのゆで汁を加えて「乳化」必須！
3. トマトは最後に加える

このポイントを頭の隅においてレシピをご覧くださいね。
記事後半ではそれぞれを詳しく解説しています。

トマトは冷製パスタが有名ではありますが、にんにく味のペペロンチーノも食べやすく、ペロリと食べれる美味しさです。

トマトとにんにくのペペロンチーノレシピ

準備時間：5分
調理時間：15分
カロリー：759.5kcal（1人分）

材料：2人分

スパゲティ：180g
にんにく： 2片
赤とうがらし：1本
オリーブオイル：大さじ2
ベーコンダイスカット（厚切り）：200g
スパゲティのゆで汁：お玉2杯程度
コンソメ（顆粒）：小さじ1
しょうゆ：小さじ1
塩：少々
ブラックペッパー：少々

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作り方

手順 1

スパゲティを茹で始めます。

にんにくは薄切りにし、赤とうがらしは輪切りにします。ベーコンは食べやすい大きさ（約2㎝程度）に切ります。

スパゲティ：200g
にんにく： 2片
赤とうがらし：1本
ベーコンダイスカット（厚切り）：225g

手順 2

トマトは1.5㎝幅くらいの輪切りに切ります。

そして、大きめの格子状（さいの目）に切り分けます。

手順 3

フライパンににんにく、赤唐辛子、オリーブオイルを中火で焦がさないように炒め、にんにくの香りがたってきたらベーコンを加えて炒め合わせます。

ベーコンの表面がカリカリになりはじめたらスパゲティのゆで汁を加え、フライパンを揺すりながら乳化させます。そして、コンソメ、しょうゆを加えてから味をみて塩で調味。少ししょっぱい程度が目安です。

スパゲティのゆで汁：お玉2杯程度
コンソメ（顆粒）：小さじ1
しょうゆ：小さじ1
塩：少々

「乳化」という聞き慣れない言葉が出てきたのでちょっと補足しておきます。
「乳化」とは、”本来混ざり合わない水と油が、均一に混ざり合った状態のこと”を言います。
今回のようなパスタソースの場合は、茹で汁に溶け出したスパゲティのデンプン質が、「乳化」によって、オリーブオイルと水分（茹で汁）が混ざり合い、とろみのあるソースとなることです。

手順 4

茹で上がったスパゲティの湯をきってからフライパンへ加えて絡め、具を絡めるというより、煮汁に絡めるようにします。

手順 5

最後にトマトを加えて3分程度炒め合わせ、ブラックペッパーを振り入れて混ぜ合わせたら完成です。
器に盛り付け、（あれば）トマトのくし切りを添えます。

「トマトとにんにくのペペロンチーノレシピ」を作る3つのポイント

1. ベーコンとトマトは同じくらいの大きさに切る！
2. ベーコンを炒めたらスパゲティのゆで汁を加えて「乳化」必須！
3. トマトは最後に加える

では、くわしく解説していきます

ベーコンとトマトは同じくらいの大きさに切る！
答えは簡単！
同じくらいの大きさに切ることで食べやすくするためです。

大きさが違う食材をフォークで絡めて食べるというのはやはり食べにくいですよね。
今回、ベーコンはトマトも約2㎝くらいの大きさにすることでひと口で食べるのにちょうどよいサイズになっています。


ベーコンを炒めたらスパゲティのゆで汁を加えて「乳化」必須！
〈手順3〉でも触れていますが、「乳化」させることでソースに絶妙な"トロミ"が生まれるので、後で加えるスパゲティに味が絡みやすくなります。

ほんのちょっとしたことですが、"スパゲティ"のゆで汁を捨てずに加えてくださいね！


トマトは最後に加える
トマトは最後に加えることで形が崩れにくくすることもありますが、最後に美味しいとろみのあるスープに絡めることで、さらにトマトに美味しさが増します。

トマトは割と熱に強いとは言われていますが、最後の3分程度で充分です。

銀木のひとりごと！

トマトのパスタというと、冷製パスタが真っ先に思い浮かべることが多いですが、にんにく味のパンチが効いたペペロンチーノも捨てがたい美味しさです。


そして、ペペロンチーノといえば「ベーコン」は必須な食材。
今回のレシピではダイスカットされた（厚切りベーコン）ものを使用。

先ほどもポイントの部分でご紹介しましたが、トマトと同じ大きさにすることで食べやすいという点のほかに、”美味しい脂が出る”という点もおすすめです。

オリーブオイルを使ってはいますが、ベーコンから出る"脂"の味が加わることでほんのちょっとですが美味しさにコクと旨味が増すので、ペペロンチーノを作る時には厚切りタイプがおすすめですよ。


ペペロンチーノはパスタ料理の中でもスピーディーに仕上がるものなので、まさに時短パスタともいえますね。